2010年4月9日金曜日

「手術後、妻の両親に説明に行く」の巻

しばらく話をしたあと、息子を妻のところに残し、義姉と二人で妻の両親の家へ。

「妙なとりあわせやなぁ。」と言いつつ4人でコタツを囲む。

「実は・・、」と話を切り出す。

いろいろと心配したり手術中の病院待機などで、しんどい思いをさせたくなかったという本人の希望や、とりあえずは想定していた最小限の手術で済み、もう元気に話をしているという報告をした。

お姉さんからは、K病院のこと、阪大病院のこと、そして手術したS病院のことなど、こと細かに経緯を説明してくれた。
K病院は義父も通っており、病院内でハチ合わせなどということも考えられた。院長などもよく知っているという。

義母は体が弱く、実際事前に知っていたら体調がおかしくなっていただろうと思う。と言った。
義姉は、「もう手術も終わったから心配のしようがないからね。」と念押しをしていた。
義父はいろいろな思いはあっただろうが、「いろいろと苦労かけてすまんかった」と言ってくれた。

たぶん明後日の日曜日には退院になるだろうというのと、義父も風邪気味だというので、見舞いには行かず、退院してから本人が訪ねてまた説明するということにした。

義姉はもう少しここに居てそのまま帰るというので、再び病院へ戻る。

昨日ほとんど寝られなかったと言っていたが、麻酔で眠ったせいか、ぜんぜん眠くないと言う。マラソン走ったくらいの体力消耗というのはどうなったのだろう。

リンパに転移があって切除した妻の友人R子は、最初はペットボトルが持てなかったり、キャップの開け閉めができない状態になったということだが、妻は検査のためにリンパを3本だったか切除したものの、力が入らないというようなことはないようだ。

リンパ浮腫に関してもリスクは若干少ないとは言え、将来にわたって重いものを持つなどはやめたほうがいいらしい。

六時頃だったか、そろそろ帰ろうかと腰を上げる。晩飯と風呂を一緒に済まそうと、息子と二人「千寿の湯」というスーパー銭湯に行くことにしていた。

もう酸素マスクははずしていたが、まだいろんな管がつながっており、立ち歩きも禁止だとのことなので、ナースコールやベッドのリモコン、テレビのリモコンなどを扱い易い位置に置いた。

妻は、もう少しいてほしそうな表情を見せながら、「じゃあね。また明日よろしくね」と言った。

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