2010年4月9日金曜日

「退院の日。ちょっといい寿司を買って帰ろう」の巻

2010年4月4日 息子と一緒にマクドで朝マックメガマフィンセットを食べ、病院に向かう。

10時少し前だったが、妻は着替を済ませ、化粧の最終段階に入っているようだ。
看護師さんに忘れ物などの点検をしてもらって駐車場へ。

昨日、「明日退院したら、帰りに寿司を食って帰ろうか?」と聞いた。
「髪も洗ってないので、外では食べたくない」と言う。
「じゃあ大トロの寿司でも買って家で食べよう」ということにした。

妻は、入院前に「退院したら食べたいもの」を決めており、寿司、お気に入りのイタリアンの店、焼肉屋のピビン麺、王将の餃子などがあがっていた。

堺の中央環状沿いに、堺中央綜合卸売市場というのがある。まぁ、地元ではそんな名前で呼ぶ人はなく、「中環の大起水産」と言ったほうが通りがよいのだが、ここで大トロ六貫入りのにぎりセット2,625円、セットに入っていないイクラや平目のバラ売りを足して二人で食べることにした。

息子は外の屋台で売っていたイカの丸焼きをほうばりながら、蟹ちらし寿司1000円を私の手の上に載せた。

妻は家に着くとすぐ、実家に電話をした。義母が顔を見に来たいとのこと、やはり顔を見ないと安心できないのだろう。

うまい寿司を食べながら、祝いだと言ってワシはビールを一本開けて飲んだ。妻は呆れていた。

義母が訪ねてきて、娘の手をとり、「まぁ、元気そうでよかった。退院おめでとう。ほんまにまぁびっくりしたわぁ」と、びっくりしたように聞こえないおっとりした京ことばで言った。

妻が咳をするのを、「傷に響いて痛とないの?」と聞く。

妻は「全然痛ないねん。お腹のほうが痛ねんて。盲腸の時はめっちゃ痛かったもん。こっち(乳房)より、検査でリンパとった脇のほうがピリピリするくらい。」

お義母さんが帰り、録画してあったドラマなどを見る。

夜の御飯は王将の餃子にした。10人前と鶏のからあげ。息子が買いに行ってくれ、ワシもひさびさにたらふく食った。妻も一口だけビールを飲んだ。

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